ブナハーブン・モーニャ2007 6年 57% ラ・グラン・ギャラリー
Bunnahabhain Moine 2007-2014
6yo / 57% / La Grande Galerie
今回の新着ウィスキーは、エイコーンからリリースされた
若くてフレッシュなブナハーブン・モーニャです。
かわいいイラストが目を引くこちらのボトルは、エイコーンで
2011年にスタートした『ラ・グラン・ギャラリー』というシリーズの第2弾です。
そういえば第1弾のイラストはやたらと派手なライオンの絵だった気が・・・
で、その第1弾から4年の時を経てこの第2弾が完成しました。
この絵は、イラストレーター・伊津野果地(いづのかじ)氏の作品
伊津野果地氏は、愛知県に生まれの方で、東京外国語大学イタリア語学科卒業後、
2006年、ボローニャ国際絵本原画展入選。
立体・平面作品の制作・発表をする傍ら、絵本・挿画の分野で活動している
イラストレーターの方です。
幻想的で可愛らしく、言われてみるとどこかイタリアっぽいような雰囲気がステキな
作品が多いです。
で、ウィスキーのお味はと言いますと・・・
若くてフレッシュなピート&スモーク・フレーバーが溢れる元気の良い
ピーティーブナハーブンです!!
ブナハーブン・モーニャの“モーニャ”というのは、ゲール語でピートを意味し、
ピートをしっかり焚きこんで造った、フェノール値(ピート成分の数値)の高い
新しいスタイルのブナハーブンってわけなんです。
若いからこそ、たっぷりのピートとスモークが楽しめるイキイキとしたウィスキー。
グラスに、鼻を近づければグザっと刺さるように突き立つピーティーな香り。
しかし、しばらく香りを探していくと、煙のようなスモーキーフレーバーの中に
土っぽいコクのある香りや、ジューシーな燻製を想わせるウマミ感が現れてきます。
若いシングルモルトの中には、アルコールの強い香りに押されて焼酎のような
ニオイがしてしまうモノが多いですが、これはちょいと違いますぞって感じです。
正直、10年未満の若いシングルモルトが苦手な僕でも、
「おっ・・・このブナハーブン・モーニャ美味しいじゃん!」と、
パッと言っちゃいました。
普通にブナハーブンって言うと、アイラモルトの中でもピート香が弱く、
クセが強くないウィスキーとして知られていますが、モーニャは全く別物の
ウィスキーです。
ピート好きな方、普段は若いシングルモルトを飲まない方、
普通のブナハーブンしか飲んだことのない方、是非、お試しあれ。
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