オフィシャルボトル:キルホーマン・マキヤーベイ 46%
OB : Kilchoman Machir Bay
2005年にアイラ島に誕生した小さな蒸溜所キルホーマン。
昔ながらのウィスキー造りに力を入れていて、
原料の大麦を一部、自社の畑で栽培しています。
当然、使用されているピートもアイラ島産。
今回の「マキヤーベイ」は、そんな手造り感の感じられるキルホーマンの
3年から5年熟成させた原酒をバランスよくヴァッティング。
比較的若い熟成年数からは、想像できないくらいの麦の甘みが感じられます。
バーボン樽を使用しているため、バニラ香がはっきりとして、
ピートによるスモーキーフレーバーとうまくマッチ!
ジューシーなスモークベーコンを連想させるような骨太なウィスキーです。
個人的には、このマキヤーベイは、いわゆる“薬品臭”がしてこないので
好印象です。薬品のような強い香りも時として味わいに個性をもたらしてくれますが、
アイラ系はどうしてもそーいったのが多くて、ちょっと飲み疲れする感が、、、
“鋭いピーティー”よりも“甘みを持ったスモーキー”な感じが好感持てます。
ちなみに「マキヤーベイ」とは、
キルホーマン蒸溜所の近くにあるアイラ島でもっとも美しいビーチの名前だそうです。
長熟系のモルトがもてはやされている時代ですが、
ウィスキーの価値は熟成年数で決まるわけではない。
ということを教えてくれる一本です。
料理を合わせるな、スコッツマンの「自家製スモークベーコン」
もしくは「自家製スモークチーズ」も相性バッチリです!
ベーコンのジューシーな脂身とアイラ特有のスモーキーなキルホーマンがベストマッチ!
バニラ香の甘みとスモークチーズのコクが、、、これまたベストマッチ!!
おつまみと一緒に気軽に楽しめるのがキルホーマン・マキヤーベイのいいところ!
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