ウィスキーエクスチェンジ:グレンアラヒー21y 47.9%
The Wheisky Exchange : GlenAllachie21y
グレンアラヒーは、スコットランドでもウィスキー蒸留所が密集している
スペイサイド地区にありながら、シングルモルトとしてはほんとんど
出回っておらず、マイナーな印象の蒸留所です。
ですが、フルーティーな香り、クリーンでなめらかな口当たり、
心地良い余韻を持ったスペイサイドらしいウィスキーです。
もともとは、ブレンデッドの「マッキンレーズ」の原酒を確保するために建てられたもので、
以降、所有者の変わった今でも「キングムランサム」や「ハウス・オブ・ローズ」などの
原酒として重宝されています。
熟成にはバーボン樽が使われていることが多く、
そのフルーティーな特徴をきれいに表現しています。
今回のグレンアラヒーは、ザ・ウイスキー・エクスチェンジというボトラーズ会社の
「ザ・シングル・モルツ・オブ・スコットランド」シリーズから一本を入荷しました。
ザ・ウイスキー・エクスチェンジ社は、ロンドンに拠点を持つボトラーズ会社で、
1,200種以上のシングルモルトの在庫を持ち、
「ザ・シングル・モルツ・オブ・スコットランド」シリーズは同社を代表するブランドとなっています。
ザ・ウイスキー・エクスチェンジの「ザ・シングル・モルツ・オブ・スコットランド」の
スペイサイドのグレンアラヒー21yのバーボンバレルで、、、
おぉ、カタカナいっぱいですね。
このあたりがスコッチのボトラーズがややこしいところですね。
スコットランドのスペイサイド地区にあるグレンアラヒー蒸溜所から
バーボンバレルという種類の樽を買った会社がザ・ウイスキー・エクスチェンジ社で、
会社名とは違うブランド名「ザ・シングル・モルツ・オブ・スコットランド」
という名前でシリーズを作り、販売。
ウイスキー好きからすると普通のことでも、
最近ウイスキーを飲むようになった方にはちょっと難しいですよね。
というわけで、今回のグレンアラヒー21yはバーボンバレルはどんな味かというと、
一言で表すと、、、「甘酸っぱいフルーツ!!」ですね。
最初に感じるのは、フルーティーな爽やさ。荒々しさはなく、どちらかというと上品な香り。
だんだんとアプリコットのような甘酸っぱいフレーバーが現れ、
ハチミツのような甘みと共にに華やかなイメージを連想させてくれます。
ほんのり感じられるピートがフルーツ感の輪郭をはっきりとさせ、きれいな余韻を演出。
ピーティでもなく、シェリー系でもなく、
ジューシーなバーボンバレル系は、僕の個人的に好きなスタイルです。
ぜひ飲んでみて下さい!
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