駐日オランダ 王国大使が推薦する
貴重で最高級の上質なオランダ王室御用達ニシン
そんなキャッチコピーを目にしたもんですから・・・つい!!
購入してしまいました。
このニシン、塩漬けなのですが何がすごいって、その収穫時期の短さです。
1年にたった3週間で、最も脂質と旨味の高い時期に北海で捕れるニシンを
「マッチェスヘリング」といいます。
マッチェ(matjes)は、オランダ語で小さなヴァージンという意味です。
ヘリング(herring)はニシンの意味です。
2つを足すマッチェスヘリングは「産卵経験のないニシン」を指します。
僕たちの住む日本で古くから塩焼きや干物にして食されてきたニシンですが
ヨーロッパでは生のニシンを塩漬けにして食すのが一般的です。
日本で水揚げされている卵に栄養がいってしまう数の子用ニシンとは違い、
若い北海夏ニシンの「マッチェスヘリング」の身は栄養たっぷりなのが特徴。
脂が最高に乗って、高バランスの脂質と旨味は上質の味わい。
その初ニシンの中でも更に厳しい規定をクリアした数%が
毎年オランダ王室に献上され
その呼び名が「ロイヤル マッチェスヘリング」で珍重されています。
スコッツマンも「ロイヤル」付いてるので珍重されています(笑)
そんなニシンが日本にも入荷されたんです!!
これは食べたい。
オランダ北海では毎年100万tものニシンが捕れるそうなんです。
単位が単位なのでもう量が想像できません・・・
その莫大な量の、たった3%の3万tのみがマッチェスヘリングの条件だそうです。
極めて極少なのが分かりますね。
しかも、3%から更に王室御用達のタイトルがつけられるのは
職人の手作業で作られるほんの3~4%位なんだそうです。
毎年1,000~1,200tのみの大変貴重なニシンなんです!
驚くのはこの量の問題だけではありません。
2013年の初競りでは1樽約45匹入りで800万円で落札されたんだそうです。
45匹が800万円ですよ~。
1匹18万円!!
凄いぞニシン
オランダ、ニシンと調べていたらAmazonでこんな本もありました!
それほどニシン大国という事なんですね~
このニシンは職人がサイズ選別、脂質・アミノ酸選別、官能選別などによりニシンを厳選。
この官能選別というのは実際に職人さんが香りを確かめたりなど最終工程です。
日本人の常識を超えたすばらしい旨味を持ったニシン。
樽の中で軽塩水漬けにされるのですが
それは職人の技と勘で塩加減や漬け時間を絶妙に調節ています。
塩は天然岩塩を使用し、化学調味料や保存料、着色料は一切使用していません。
玉ねぎ、トマト、サラダを添え
レモンとオリーブオイルのシンプルなドレッシングでご提供します。
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