たくろうです。
ふと、興味深い食材を見つけました。
「北海道産 栗マロンかぼちゃ」
旬に入り、どんどん出回ってる中で
このかぼちゃは北海道と九州の一部でしか
栽培されてないこだわりのかぼちゃだそうです。
パッと見、普通のかぼちゃですが…
今日ちょこっと食べて味の違いにびっくりました。
ほっくりさや、甘さが段違い!!(´Д` )
それでは、何にこだわってるのでしょう?
この様にこだわってるんです。
こだわり①…「土壌づくり」
栗マロンかぼちゃは「大玉が作りにくい」という品種の特徴があり、
それを土壌づくりで補ってます。有機肥料を主とした栄養豊かな力強い土壌で育てます。
一般のかぼちゃ栽培では種を畑に直播きしますが、
栗マロンは苗床である程度成長させてから畑に植えることで、成長過程を適切に管理。
そして、通常は1本のツルに6~10個の花が咲きますが、
高級メロンの栽培と同じように、花を間引いて1つだけにし、1つの実に栄養が集中するように育てます。
これにより、大玉で、身の詰まったかぼちゃが育ちます。
贅沢だ~(´Д` )
同サイズの一般のかぼちゃと比べ、栗マロンは2割ほど重いそうです。
ずっしりと重いのは、それだけ栄養が詰まっている証拠!
こだわり②…収穫時期の見極めと徹底した温度管理
かぼちゃの実に栄養が行き渡り、ほどよく熟したときに収穫しなければいけません。
生産者さんが畑のかぼちゃを1つひとつチェックし、
「コルク」と呼ばれる実と茎の接合部の乾燥具合いから収穫時を見極めて収穫します。
収穫後のかぼちゃは、風通しのよい日陰で10日間ほど乾燥させます。
この「風乾」を行うことで、コルクからかぼちゃ内部の水分が蒸発し、
かぼちゃ自体が持っている熱が冷まされて、味や品質が安定します。
この時点で最高の栗マロンが出来上がっていますが、まだこの状態でも出荷しません。
かぼちゃは時間の経過と共に「デンプン質」が「糖」に変わります。
これを「追熟」と言います。
2週間寝かせ、追熟させてから出荷します。
すげぇ(´Д` )
しかし、かぼちゃは高温が大敵で、16度前後が最適な保存環境だそうで。
そのため、産地から輸送するコンテナ内にドライアイスを積み、到着後は冷蔵倉庫に移して12~16度で保管。
冷蔵で配送し、最後まで徹底した温度管理を行っています
こだわり③…厳選された品表
精魂こめて作られる栗マロンかぼちゃですが、そのすべてが「栗マロン」の名で世に出るわけではありません。
地域ごとの生産者グループ(栗マロン研究会)が品評会を行い、
ブランドの名に恥じない味と品質のかぼちゃだけが、栗マロンかぼちゃを名乗ることが許されます。
天候が悪い年は、収穫量の5割が落とされてしまうこともあるほど、
その基準は厳しいものです。「落第」したかぼちゃはノーブランドのかぼちゃとして世に出てしまいます。
味と品質を厳しく追求する姿勢が評価され、
栗マロンかぼちゃは近年、「高級ブランド野菜」として注目が高まっています。
東京や神戸の有名百貨店でも販売され、一般的な国産かぼちゃの3~5倍の高価格にも関わらず、
即日完売するほどの人気に。 着実にファンが増え続けているようです。
栗マロンかぼちゃの旬は、6月~11月下旬。
6月~7月下旬までは九州産、そして8月からは北海道産の栗マロンかぼちゃの出荷が始まります。
暑い時期は口の中でホロホロとほぐれるようなホクホク感がいっそう際立ち、秋が深まるとともに甘さがより強くなってきます。
自分自身で追熟させ、自分好みの味を見つけるのも、栗マロンかぼちゃの楽しみ方のひとつ。
追熟度合いは、かぼちゃを切ったときの断面の色でわかります。
鮮やかな黄色のときは、デンプン質が多く、とてもホクホクな状態。甘さは控えめで上品な味です。←今ココ(*゚∀゚*)
黄土色~橙色になるにつれて糖化が進み、甘みが強くなっていきます。
栗マロンかぼちゃのおいしさを堪能するには、シンプルな調理が最適なんですって。
そこで…
この栗マロンかぼちゃ、バター、牛乳、砂糖のみでプリンを作りました!!
ちょっとカステラチックではありますが、
コーヒー風味のカラメルが染み染みの
とってもビターで、しっとりしたプリン(´Д` )
現在開栓中の
ブリュードッグ「パラドックス・ヘヴンヒル」
ブリュードッグ「リバティーン・ブラックIPA」
ブリュードッグ「ドッグC」
この濃い~黒~いビールと合わせたくて今日仕込んだ一品です。
数にかなり限りがありますが…
気軽なペアリングを楽しんで下さい(*゚∀゚*)
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