セント・アンドリュース・デーとは?
11月30日はスコットランドのナショナルデーです!
日本で言う「建国記念日」です。
日本では3月17日のセント・パトリック・デーが有名ですが、こちらはアイルランドのナショナルデーなんです。日本でも表参道で大きなパレードがあり認知している方も多いと思います。
スコットランドの国旗
スコットランドの国旗のは白地に青でX印の物ですが、このX印はX印ではなく「聖アンデレ十字」と言います。
聖アンデレというのは新約聖書に登場をする十二使徒のひとりですなのですが、西暦60年11月30日にアンドレが殉教した際に架けられた十字架がX文字のように交差した形だったことに由来すると云われています。
聖アンデレとゴルフの聖地、セントアンドリュース
もともとアンデレは漁師だったのですがキリストに従い十二使徒の1人になったそうです。
アンデレはキリストの死後にギリシア南部で上の絵画のように十字架に磔(はりつけ)になって亡くなりました。スコットランドの国旗の白いX印はアンデレが磔にされた様を表現していると言われます。
セント・アンドリュース・デーという言葉を聞いてゴルフを好きな方はゴルフの聖地『セント・アンドリュース』を思い浮かべると思います。実はこの地名も聖アンデレに関係があります!
ローマ帝国がコンスタンチノープルに(東ローマ帝国の首都であった都市で、現在のトルコの都市イスタンブールの前身)新しい首都をつくる際に、コンスタンチヌス帝は、アンデレの遺骨もコンスタンチノープルに移そうとしました・・・しかし!
ギリシア修道僧が『地の果てに埋めろ』とアンデレが夢に現れて警告したと言われ、それによりローマから見て当時の地の果てというのがスコットランドにあたり、さらに、その遺骨が運ばれた土地が『セントアンドリュース』と伝えられています。
故にアンデレはスコットランドの守護聖人となったそうです。
日本でもセント・アンドリュース・デーを行いたい
スコットランドやスコットランドと関わりのある多くの国々では、スコットランドの文化や伝統的な食べ物、音楽、ダンスなどをパブやホールで行いセント・アンドリュースデーを祝っています。
そこで、スコッツマンという名前からしてスコットランドを意味しているのに何もやらない!という訳には行きません!!
ウイスキーやスコットランドのビールなどを提供するだけでなくスコットランドの文化を少しでも知っていただきたいと思い1月25日にはバーンズナイトを行っていますが、この11月30日のセント・アンドリュース・デーもです。
今年は新型コロナウイルスの営業もありますし、感染予防のため大きくはイベントは行いません。いつも作っている袋詰めのハギスも用意はしません。申し訳ございません。
せっかくですから人気のブリュードッグとアラン10年を特別価格で提供します。
そして、今回も2つのパブが一緒にセント・アンドリュース・デーを盛り上げてくれます
The Wigtown(ウィグタウン):吉祥寺
ワイバーン:関内
3店舗共同イベント:インスタラリー
ウィグタウンの山崎くん、ワイバーンの石川兄弟が今年も一緒になってセント・アンドリュース・デーを各店舗で盛り上げてくれます。
アイルランドのセント・パトリックス・デーは「緑色」の物を身に付けて参加をします。緑はアイルランドのナショナルカラーです。
こういうものが欲しい・・・あるじゃないですか!?
スコットランドのには「タータンチェック」という強烈に可愛らしく男らしいものがぁ!!!
ぜひ身に付けて街に出てくださいね。良いことがるかもですよ!?
ここで気を付けなくてはいけないことがあります!!!
セント・アンドリュース・デーは11月30日(月)です。そう月曜日です。
スコッツマン・・・お休みします。
僕・・・午前中から夜までお勉強会に参加しているんです。
じゃぁ~キルトで勉強会に参加しようかな・・・きっと変態だと思われるんだろうな・・・。