新宿伊勢丹英国展も無事に終わることが出来ました。
途中台風の日もありましたが
多くの方にご来店いただき賑やかな毎日を過ごすことができ
本当にありがとうございました。
さて、今回大きな反響だったものがあります。
それは『フル・ブレックファースト』です。
日本に多くのパブがありますが、なかなか提供しているパブはありません。
それというのもアイテム数が多く、意外に時間がかかってしまうんですよね。
トースト、トマト、マッシュルーム、ソーセージに目玉焼き。
まだあるんですが省略です(笑)
今回、注文をされた方々に色々と質問をしてみたところ
『昔、留学をした時に食べたのが懐かしい』とか
『知ってはいたけど食べたことがないので』という
この2つの意見が非常に多かったんです。
みなさん、欲っしていたんです！！！！
だって、このブレックファーストを食べるために西日本から来られた方が
何名もいらっしゃって僕はビックリしました。
本当にありがとうございました。
スコッツマンでは先月からサンデーローストも本格的に始めました。
その時も情報を得て台風時にもかかわらず
初めての方々が来店し、サンデーローストを注文してくれました。
この時も質問したんです。
答えはブレックファーストと似ているものでした。
実は最初、英国展でブレックファーストは考えていませんでした。
でも、1年前に初めて英国展に出店依頼を頂いたときに
右も左もわからず、ただただ無我夢中で仕込みをし参加しました。
その時一番の反響は『ハギス』
やはり、興味があるけど食べたことがなかったという意見が多数。
そういう過去もあり、そういうものを提供したら
来てくれる方々も喜んでくれるし、英国展自体も盛り上がるな！
そんな気持ちになったんですね。
それで急遽、ブレックファーストに必要な材料を見つけ始めました。
やはりネックになるのは『ブラックプディング』です。
フランス語では『ブーダンノワール』と言い同じ血のソーセージです。
これは僕自身は作れるのですが
日本において豚の地の流通は法律上禁止です。
だから自家製では決して作ることができないんです。
昔はできたんですよ！
だから正式に輸入している業者さんを見つけることが大切でした。
これがないと、ブレックファーストが形にならないんですよね。
きっとイギリスで食べたことがある人には凄く重要なことなんです！
これが、あるのとないのとでは。
色んな業者さんに連絡とりました。
それ以外にもベーコンは日本のベーコンのようなバラ肉で作られたものではなく
噛むと硬い肩肉で作られたベーコンが必要なので
それも最適なものを探しまくりました。
お皿に乗った状態のものを見て、注文をされた方が
『これ、これ！、これだよ！！』
そういうリアクションのみ求めました。
結果、多くの方々に喜んでもらえたのが本当に嬉しかったです。
この英国展の最中に、これらの業者さんと連絡を取って
今後も注文は可能かどうかも聞いていて
続けて入荷が可能ということなので
近々、スコッツマンで提供を開始します。
ちなみに既にお皿はちょっと大きなものを買ってきてあります。
お楽しみに！！
ということで、今回の英国展は僕にとって大きな成果がありました。
もし、来年も声がかかったら・・・
何出せばいいんでしょうか？(笑)
英国展の写真をちょっと載せておきます。
あっ、すみません・・・間違えました(笑)
紅茶やスコーンは人気でしたね！！
アンティーク家具や洋服もありました！！
そして僕の大好きなコレ！
メリーソートです！！！！！！！
1体1体にロットナンバーがあり極少量生産なんで、
そんじゃそこらのクマのぬいぐるみとは訳が違います。
顔の表情も1体1体みんな違うんですよ。
ちなみに家に1体あります。
あと、これですね。
ORE DARU 63.1%
これ目的の方も多かったですね！！！
ぶっちゃけ、美味かったです。もう飲めませんよ。
ということで、楽しくも刺激的な英国展でした。
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