パブを好きならキルケニーというビールをご存知の方は多いと思います。もちろん飲んだことのある方も非常に多いと思います。そんなキルケニーが日本から無くなります!年内終了!!
アイリッシュパブでは「ギネス」同様にフラッグシップのビールなんですが、やはりギネスの存在を前に一歩引いて存在をするようなビールがキルケニーなのですが、このビールの価値はギネスとは全くべtの位置にあって君臨をしていると僕は思っていたんです。パブに行ってキルケニーがあったら・・・つい注文をしてしまう。そんな存在なのですが日本から撤退が決まり、今国内にある樽のみで終了になります。
レッドエール
レッドエールは好きなビールです。このレッドエールはビアス樽自体は無いんですが、アイリッシュスタイル・レッドエールやアンバーなどをまとめる位置づけにいます。個人的にアメリカのビールの中ではアンバーがすきなんですが、これもレッドエールの位置づけです。そして各国のレッドエールはそれぞれに違いがあるのもお国柄が出ていて面白いです。
アイリッシュスタイル・レッドエール
キルケニーはギネスに並ぶ人気のビールなんですが、銅褐色に赤見がかかった奇麗な色でギネスよりも口当たりは軽くフルーティーさがあり、優しい甘味を含んだ優しいビールなんです。そんなキルケニーはアイリッシュスタイル・レッドエールの超代表格!
アイリッシュスタイル・レッドエールはビアガイドラインでは以下のように定義していますので紹介します。
- 色合いは、明るく赤みがかったアンバーないし銅色から明るい茶色。
- ホップの苦味とフレーバーはミディアム・レベルだが、アロマは感じられないことが多い。
- アルコール度数は4%~4.5%
- IBU 20~28
- SRM 11~18
IBUは「International Bitterness Units」の略で、国際的な苦味の単位です。
SRMは「Standard Reference Method」の略で、標準参照法と言ってビールの色度数の単位のひとつです。
数字も低いことから優しいビールということが分かります。
キルケニー
キルケニーもギネスと同じように滑らかなキメの細かい極上の泡があります。ふわりと優しいカラメルモルトのによる明るい赤銅色にフルーティーな香り、苦味はほとんどありません。泡が落ち着いた後のビールそのものの赤色と泡の白のコントラストが非常にキレイです。
1710年にセント・フランシス・アビー醸造所で醸造が開始されました。1960年代にはギネスグループの傘下に入っています。ちなみにキルケニーという名前は土地の名前なんですが、アイルランド南部のキルケニー州の州都キルケニーとキルケニーづくしなんです。
料理の邪魔をしないのも特徴なんです。苦みも弱く、炭酸感も弱いので非常にスムーズ、優しい口当たり、優しい味、だから比較的なんにでも合います。でも、コレとは相性バッチリ!というのであれば、ビールとは真逆の少し濃いめの味付けの料理ですね。
キルケニーがスコッツマンにやってくる!
終売が決定しているキルケニー、ギネスと同じようなシステムが無いと提供が出来ないのがキルケ二-。
スコッツマンはギネスやキルケニーで極上の泡を作る混合ガスは常備しているのですが、キルケニーを繋げるタップが無いんです。無い・・・どうしようか!?
そこは輸入元でもあるディアジオジャパンで長くギネスを担当していてスコッツマンも何度も何度もお世話になっている飯村さんに相談をして日本に6台しかない特別なサーバーをお借りして提供をしたいと思います!!
スコッツマンでキルケニーが飲めます。ただし、終売ということで既に提供をしている全国のアイリッシュパブのみなさまが確保をしているのでスコッツマンでは3樽のみの入荷です。それでも3樽も分けて頂けました。ありがとうございます。
12月18日(土)
キルケニー祭
しばし待たれよ。