ラッキーバケット (USAネブラスカ)
プロヒビションスタイル・ラガー 4.5%
Lucky Bucket : Pre-Prohibition Lager
Style: Lager
ラガーでありながらグラスに注がれるのは濃いアンバーカラー。
ホップの香りしっかりと漂い、甘味を帯びた麦の香りにトースティ
な香ばしさ、穀物由来の土の香りも・・・
個性を持ったラガービールです!
通常、日本でイメージするラガービールは、金色ですよね。
しかし、このビールはちょいと違います。
これは昔、アメリカの禁酒法以前のラガービールは今のような色や
特徴ではなく、各醸造所ごとにフレーバーやスタイルがあった。
というエピソードからきています。
今のようになったのは、禁酒法以降で大量生産されるようになってからの話。
ラッキーバスケット ブルーイングは、その時代に尊敬の念を込め
軽くモルティーなフレーバーで楽しみやすいビールとして
プロヒビションスタイル・ラガーを考案。
ろ過を2度行い、大麦のモルティな心地良さとホップ由来の花の香りをうまく
両立させました。
そして、ドライホッピングには新鮮で香りの高い西海岸産のホップをブレンド!
こうして産まれたラッキーバスケットのラガーは優れたセッションビールです!
セッションエールは豊かなフレーバーがあり、低めのアルコールで
何杯飲んでも飲み疲れがなく、麦の旨味を楽しむことの出来るビールです。
味がしっかりしていて本当に美味いラガー、そして飲み疲れないビール。
是非、お試し下さい!
ラッキーバケット ブルーイングとは・・・!?
ラッキーバケットは、アメリカのネブラスカ州オマハの醸造所です。
ネブラスカ州は、アメリカ合衆国の中西部にある州で、州都はリンカーン、
最大の都市はラッキーバケットのあるオマハ市(人口390,007人)です。
アメリカ内陸部のビールが、日本まで来るというのは珍しい!
日本に入ってきているメジャーどころのアメリカン・クラフトビールは、だいたい
西海岸やら東海岸のものが多いですので。
だいたい日本の本州と同じ広さを持つネブラスカ州は、
広大な大地、北米大陸最大の牧草地帯であるグレートプレーンズに属していて、
穀物の豊かに実る大平原から、州北西部丘陵地帯まで、大自然が魅力の場所です。
そんな自然あふれるネブラスカ州にあるラッキーバケットは、
美味しいビールを丁寧に造っているありがた~いブルワリーなんです。
「ラッキーバケット」という名前の由来は、
むかぁ~し、むかし、
ビールを手に入れるための唯一の方法が・・・
バケツ!!
バケツを持って醸造所に行き、ビールを入れて持ち帰る。
バケツいっぱいに入ったビールの重みを感じながら家に持ち帰っていたそうです。
なぜなら!今みたいに瓶や樽が無かったからです!
樽さえもない時代・・・
そのビールの重みを感じる嬉しさ、楽しさ。
美味しいビールを飲むための苦労を幸せと感じ
「ラッキーバケット(バケツ)」という名前にしたそうです。
何だか心温まるエピソードですね。
名前の由来を想像しながら、美味しいネブラスカ産のビール
を楽しんでみて下さい!
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