たくろうです。
どうやら台風のピークは過ぎたみたいなので、ゆっくり眠れそうですwww
秋田祭りでは、もう一つのブルワリー様のビールを提供します。
あくらビール。
◎誕生の流れ
株式会社あくらの代表取締役高堂裕さんの家業である酒類販売業「高堂酒店」は1860年創業の老舗。
現代表の高堂さんで6代目。この高堂家に大きな変化が訪れたのは平成8年、大町1丁目地区の再開発に端を発してました。
地方都市の多くに見られるように、モータリゼーションの発達や郊外の道路整備等により空洞化現象が進み、
当地区でも地盤沈下が余儀なくされておりました。
そんな中、地元業者個々の連動により、ヒューマンスケールの地域再開発ともいえる「パティオ事業」が隣地でスタート。
再生と建設への槌音が響き始めるなかで、「小さな街づくりをしたかった」という高堂さんは、
新たな醸造の道を拓くべく、新規事業に着手、株式会社「あくら」を設立されました。
※大町は秋田市でもデパートやオフィスが多い商業地域。
僕の父親もこの大町で仕事をしておりますが、徐々に規模が小さくなってしまったのは事実です。
※数々の賞をとった「なまはげボック」。奥深いコク、ほのかなビター感で人気です。
かつて4棟の蔵が並んでいた「高堂酒店」。米蔵は30年ほど前からジャズスポットとして活用されてましたが、
痛みが少なかった文庫蔵を改修してビアレストランとして再生させ、ビール醸造所は新築。
◎こだわり
「日本酒造り」も「地ビール造り」も土地で息づく地酒という点では同じ。
設立当時、秋田酒類製造株式会社(清酒高清水)の取締役だった高堂さんは設立後には非常勤取締役となり、
日本酒造りで培われた技術と心で、地ビール製造に精魂を傾けておりました。
“人の手と酵母の大きさ”、これがあくらビールの基本です。
「酵母の活動を目で確かめ、手でアクを取りながらビールを見守り育む。出来得る限り人の手をかけること」
にこだわりビール作りをされてます。
あくらビールは今回のイベントのみで、このビールを取り扱います。
「キィウィIPA」
スタイル:インディアンペールエール
アルコール度数:6%
キウイじゃありません、キィウィです。
キィウィとは、ニュージーランド(NZ)の愛称だそうです。
このIPAには、ニュージーランド産の2種類のホップ(ザーツ(モトゥエカ)・ネルソンソーヴィン)が使用されています。
モトゥエカが持つ柑橘系のネルソンソーヴィンの白ワインに似たキャラクターが素晴らしい香りをビールにもたらしてます。
苦味を表すIBU(インターナショナル・ビタネス・ユニット)は60。
ビールを鼻に近づけたときに、ふわっと香る柑橘系のアロマとジワッと広がる苦味は飲み終わる頃にはスッと消えていきます。
※5日の、錦糸町のビアフェスでも飲みましたが
苦味が確かにスっと消えるとても飲みやすいビールだなと感じました。
でも、口の中を通る時にはしっかりIPAらしい苦味はあるんですよ。
飲んだ瞬間に、このビールを是非提供したいと思いました。
徹底した鮮度管理で。
その「思い」は伝わるでしょうか?
このビールには、比内地鶏を使ったチキンバーガーと是非一緒に召し上がって頂きたいです。
実はこのあくらビール、取り扱いの店舗に限りがあるんです。
一度断られたのですが、今回のイベントに合わせて取り扱いたい旨、
醸造長の長谷川さんに無理を言いお願いをして
今回限り取り扱いさせて頂ける事になったビールです。
長谷川さん、本当にどうもありがとうございます。
なので、スコッツマンでは最初で最後。
気になる方はお早めに!!
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