ブリュードッグのビールをドンドン開栓しています!!!!
ツァイトガイスト ブラック ラガー
4.9% IBU:30
Zeitgeist Black Lager
こちらは古典的なチェコのラガーからインスピレーションを得たスタイルのビール
日本のビールの中でも一般的に飲まれていますよね~。
しかし、このラガーは名前にブラックとあるように黒ですw
自然な麦の香ばしさ、甘さにチョコレート、コーヒー、フルーツなど
フレーバーの豊かさに驚くことと思います。
ラガーですのでライトな飲み口はもちろん
俗に言われる「コクがあるのにキレがある」そのフレーズ通り!!
ツァイトガイストとはドイツ語で「時代思潮」を意味します。
大勢に流されることをよしとせず、
自身の哲学を貫くブリュードッグが、
添加物を大量に使用したマスプロダクション(大量生産)を
皮肉ってつけた名前ですw
そんな風にジェッピー(ジェームズ・ワット)は言っています。
事実、近代のペールモルティング技術が到来するまで、ラガーの元々の色はブラック。
現代の技術の進歩素晴らしい物がありますが
それ自体が必ずしも良いことでは無い場合もあります。
現代社会はマスプロダクション(大量生産)に溢れた中で
僕たち現代人は生活を送っています。
だから今、この時代にクラフトビールが注目されるのかも知れませんね。
そんな時代に!!!!
本当の、そしてきちんとしたラガーの美味しさを~
このツァイトガイストで見つけてみてください。
古典的と言えば・・・ピルスナーと言えば・・・
やっぱり、ピルスナーウルケルですよね。
特に糖化法に大きな違いが見られます。
糖化は麦芽の澱粉を麦芽に含まれる酵素で糖に変えることで、
これに酵母を加えてアルコール発酵してビールにしますします。
この糖化法に は2つの方法があります。
1 インフュージョン法
2 デコクション法
何が違うのか!?
澱粉を糖に変える酵素の温度は68度になります。
単純に考えて麦芽を68度の水温で数時間溶かしていると麦芽糖になります。
このやり方をインフュージョン法
ではでは・・・・デコクション法とは!?
これがウルケルを代表するチェコの昔ながらの糖化法なんです。
水に溶かした麦芽をいくつかに分けて何回も煮沸しながら徐々に麦芽糖をつくります。
時間も手間もかかります!
アルコールの収率だけを考えるとインフュージョン法の方が非常に経済的なのですが、
デコクション法で出来たビールは味が違うものに仕上がるんです。
コクが違います。
さらに言えば手間ひまかけて出来た麦芽糖に酵母を加えて
氷温でじっくりと寝かせ熟成期間を長くとっているのもチェコのピルスナーの特徴です。
一般的な下面発酵は発酵温度5~9℃
発酵期間は約1周間で、その後に貯蔵を4~6週間と時間がかかるものなのです。
ちなみにエールビール(上面発酵)は
発酵温度15~20℃、発酵期間3~5日、貯蔵は約2週間と
ラガービール(下面発酵)の半分以下の日数で出来てしまうので
生産性が良くキャッシュを産みやすいんですね~~~。
だからエール系のクラフトビールぼブルワリーがドンドン出来る
クラフトビールが盛り上がってる背景はそんな部分からも読み取れるんです。
まぁ~エールビールの方が香りもよく複雑で面白いというのも事実なんですが・・・w
そしてスコッツマンでもエールビールがほとんどなのですが・・・ww
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