【樽生ビール】反射炉ビール (静岡) ミカド・スタウト 9.5% Hansyaro Beer : Mikado Stout Style :Russian Imperial Stout

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反射炉ビール (静岡)
ミカド・スタウト 9.5%
Hansyaro Beer : Mikado Stout
Style :Russian Imperial Stout

反射炉・ロゴビール・スタウト

反射炉ビヤ初のロシアン・インペリアル・スタウト!
ハイアルコールだけど飲みやすい黒ビールです。

ミカド・スタウトは、ホップ風味が効いたアメリカンなインペリアルスタウト
とは違って、モルト風味を大事にしたイギリス系インペリアルスタウトで
造りあげています。

ホップの苦味が少ない分、コーヒーのようなロースト感や
ダークフルーツのようなきれいな香りが楽しめる一杯です。

口当たりも良く、アルコール感をあまり感じないので
飲み過ぎ注意なスタウトですね!

ロシアン・インペリアル・スタウトは、イギリスにおいて、18世紀に
ロシアやバルト諸国に輸出のために造られたハイアルコールの黒ビールです。
ロシア皇帝に献上されたとされていることがこの名前の由来とされています。

 

反射炉ビヤとは・・・!?

反射炉ビアは、静岡県伊豆の国市にあるブルワリーです。

得意なスタイルは英国系!
ブルワーの阿久沢氏は、スコットランドやイングランド、ウェールズ
などイギリスの現地に視察に行き、各ビールの構想を練っているんです。

本場で感じてきた空気感が反射炉ビヤのビールには溢れています。
造り手の気合が入ったクラフトビールは、やっぱり美味しいな!と
感じさせてくれるブルワリーですね!

そして、反射炉ビヤの得意なスタイルは伝統的な
イングリッシュ・ペールエールやポーター。
それぞれの定番ビールとして
丁寧に造っている
静岡を代表するブルワリーのひとつです。


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そして、なんといっても反射炉ビアの特徴はセンスの光る独自の
ネーミングセンス!!!

「太郎左衛門」や「頼朝ポーター」、「大吟醸政子」など
何故か日本史に出てきそうなモノばかり・・・

そこで・・・
気になる反射炉ビアの全貌をちょこっと解説していきます!

反射炉ビアは、蔵屋鳴沢(クラヤナルサワ)という伊豆の地で明治から
大正期に造り酒屋を営んでいた会社が始めました。

この地の水は、今なお湧き出る良質の水で繊細な味と深い味わいを持っています。

反射炉ビヤのビールは、良質の水、無ろ過・非加熱の製法のため
酵母が生きている深い味わいを持った新鮮なビールに仕上がっています!

ここで、この土地からなぜ反射炉なのか!?

実は、幕末の頃、伊豆の名代官であった江川太郎左衛門英龍は、
韮山(ニラヤマ)に国防のための反射炉の築造をしました。

この太郎左衛門という名前なんですが江川家けの代々の当主の通称なんです。
さらに歴代の中で一番有名なのが第36代・江川英龍です!

この人こそが反射炉を築いた江川太郎左衛門英龍になります。

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また、日本で最初のパンを焼くなど西洋の新しい技術を積極的に取り入れるなど
先見の明がうかがえる偉人としても有名でした。

ここ蔵屋鳴沢で造られるビールもまた
日本の夜明けを予感した先人の功績にあやかり

反射炉ビヤと致しました。
(反射炉ビヤホームページ参照)

そして気になるのは・・・反射炉ですよね!!

反射炉(はんしゃろ)とは、金属を溶かし大砲を鋳造する炉
これにより西洋鉄砲を日本に普及させたんです。
そして稼働した反射炉が現存するのはここ韮山反射炉だけなんです!!

世界唯一の産業遺産なんです。

反射炉ビヤ2 反射炉ビヤ5

反射炉ビヤ・3

銑鉄を溶かすためには1700度の高温が必要です。

しかし、反射炉の場合、溶解室の天井部分が浅いドーム形となっているので、
そこに熱を反射させ銑鉄に集中させることで、その高温を実現!!

そこから、反射炉という名称が付いたそうです。

という感じで、たっぷりの歴史と豊かな自然が創り出す伊豆の
マイクロブルワリー。それが反射炉ビア!!


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