今回はバレンタインに向けて入荷するボトルビールの紹介です!
エリジアン :
スプリットショット・エスプレッソ・ミルクスタウト
5.6% IBU:28
Elysian : Split Shot Espresso Milk Stout
シアトルといえば、ビールとコーヒーですね~~。
スタバもシアトルですもんねっ。
この背景からもシアトル生活の中での「ライフスタイル」というものは
ほんとうに貴重なものなんだと思わざるを得ませんね。
さて、そんなシアトルにおいて
このビールはまさにノースウェストな飲み物ですよねっ!!
エリジアンとスタンプタウン・コーヒー(Stumptown Coffee)の英知を集結させた
なめらかで複雑かつ味わい深いビールに仕上がっています。
ここではまず、スタンプタウンコーヒーを紹介しないと先に進めません。
スタンプタウン・コーヒー(Stumptown Coffee)
アメリカ・オレゴン州のポートランドのカルチャーとビジネスの
代表的な存在のひとつとも言われるのが、このスタンプタウンコーヒーです。
アメリカで90年代から現在にかけて巻き起こる、
コーヒー市場の「サードウェーブ」のけん引役と言われているほどなんです。
先日、日本でもブルーボトルがオープンしましたが
このブルーボトルもサードウェーブな存在です。
このサードウェーブ、サード=3ですよね。
ということはその前もあるはずです。
それが1960~90年代に「深煎りムーブメント」が起こり
71年にスターバックスが開業し、タリーズなども含め「シアトル系コーヒーチェーン」が
エスプレッソコーヒーにミルクを合わせる「カフェラテ」を武器に世界を席巻。
日本でも間瞬く間に広がりました。
これが「セカンドウェーブ」なんです。
そして時は流れ「サードウェーブ」に移っていきます。
スタンプタウンコーヒーの誕生になります!!
その当時はコーヒー農園や生産者にフォーカスを当てること
コーヒー豆の品種を意識するようなことが行われていませんでした。
そこに創業者のデュエン・ソレン ソン氏率いるスタンプタウンコーヒーは
高いクオリティを誇る小規模農園を開拓し直接取引を始めて行きました。
原産地から農園の特定、標高、豆の品種、それぞれの豆の持つ味の特徴など
詳細なデータを表示して誰でも見て分かる形にしました。
いまでこそあたり前になっていますが
焙煎日をいち早くパッケージに記載することなどで
コーヒーをただの飲み物としての商品ではなく
「ワイン化」することで、新世代ロース ターたちに大きな影響を与えたとされています。
非常に先見の目のある創業者さんなんです。
中南米やアフリカに直接足を運び、
品質の良い豆だけを厳選し買い付けていることはもちろん
農園の人々の生活の向上も考えたフェアトレードに力を入れています。
それが、スタンプタウンコヒーなんです!!
そんなスタンプタウンコーヒーさんとエリジアン・・・
融合(フュージョン)!
(またこの画像を使っちゃいました )
このスプリットショットは2012年のシアトルビールウィーク公式ビールとして初登場をしました。
マグナムホップの程よい苦みと、乳糖のほんのりとした甘みが特徴で
スタンプタウンの水出しコーヒーを直接注入したビールなんです。
(色々と調べたんですが、発酵の直前か後かは分かりませんでした・・・)
コーヒーの爽快な深みと相まって・・・これ絶妙♪
非常に楽しみだぁ~~~。
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