秋田が誇る「あきたこまち」
たくろうです。
秋田祭りももうすぐ、今回はイベントで使う秋田の食材をご紹介します。
秋田自慢のお米です、今年で誕生して30周年を迎えます。
経緯
コシヒカリより早熟でかつコシヒカリの食味特性を持った品種を目指して育成された品種。
地元の生産者の要望を受けて、秋田県単独予算の育種事業(県単育種)として品種開発が行なわれました。
もともと、秋田ではササニシキが主な米の品種でした。しかし、ササニシキはいもち病の抵抗力が
非常に弱く、米の生産を主としている地域にとっては大きな課題だったと思われます。
※いもち病は、充分な登熟ができず発生したイネの株がそれごと枯死することさえある病気。
育成経過
交配組合せはコシヒカリ/奥羽292号(米の品種)であり、1975年に福井県農業試験場で交配が行なわれました。
1977年に雑種第一代1個体分の雑種第二代種子を秋田県農業試験場が譲り受け、
その年の圃場栽培から後代の育成・選抜を行なってます。
1981年雑種第六代の選抜終了後、有望系統(雑種第七代種子)に「秋田31号」の地方番号が与えられ
1982年以降の各種試験に供された。
1984年に秋田県の奨励品種に採用され、秋田県湯沢市小野の小野小町生誕伝説にちなみ「あきたこまち」と命名されました。
品種特製
秋田県内でも冷害など回避して安全に栽培できる熟期であり、秋田県では早生の晩を示す粳(うるち)品種である。
玄米外観品質は特に優れる程ではないが、炊飯米の外観はササニシキ並みの光沢を持つ。
食味はササニシキ・コシヒカリと比較して遜色なく、強い粘りを持っている。いもち病に対する抵抗性には優れてます。
ざっくり味の特徴を言うと、
「もちもちとした粘りのある食感。もち米のように粘りがあるのでおにぎりなど冷めてもおいしいと評価されている」
誕生した当時は正直、このもちもちした食感に違和感を持ってましたが、
改めて食すると、その米の持ち味が非常に素晴らしいものかと!
今回、このあきたこまちで
・あきたこまちのリ・オ・レ
・比内地鶏手羽のポトフ
を作ります。
ポトフには…
だまこ餅が入ります(*´ω`*)
※お手玉のようにコロコロしてかわいい様子からお手玉を意味する
秋田言葉の「だまこ(だまっこ)」から「だまこ餅」となったのが名前の由来です。
余談ですが
「きりたんぽ」の「たんぽ」とは槍の刃の部分のカバーのことで、
棒に巻きつけた形がそれに似ていることから「たんぽ」と呼ばれ、
「きりたんぽ」は鍋に入れる際、切って入れることから「切り・たんぽ」・・
「きりたんぽ」と称されるようになったと言われています。
こちら勿論新米!!
正直、おかず無しでも美味しく食べられます(*´ω`*)
お楽しみに♪
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