今回はボトルビールの紹介です!!!!
ベルギービールです。
9月9日(火)から提供します。
Brasserie Lefebvre(ルフェーブル醸造所)のHopus(オピュス)の春限定ビール
英語の名前を見てというかベルギーなもんでフランス語として考えると
単語の最初の「H」は発音しないんですね。
だから「ホップス」とはならないんです!!
「プス」ではなく「ピュス」になって「オピュス」ってわけです。
最初は通常のホップスを入れようか迷ってしまったんですが
(迷うことはなかったはずなのに・・・w)
ルフェーブル醸造所ですが1987年、ジュール・ルフェーブルによってブリュッセル南西にある
エイノー州の州境に近いクェナストという町につくられた醸造所です。
この場所にはかつて道路の石畳に使う石を掘る石切り場があり
そこで働く人々にビールを提供していました。
第一次世界大戦後、ルフェーブル一族は谷を見下ろす山の上の醸造所を買い取りました。
現在も稼動しており、石炭の火で煮沸釜を炊いています。
この火は風邪の方向や強さに影響されるといいうから驚きです!!
進化した現代の真逆を行くアナログ、そして職人技
この風をうまくコントロールしてビールは造られています。
この醸造所ではたくさんの銘柄のビールが造られていますが、
セゾンビールのセゾン1900や、フローレフ修道院のために造っているビールなどが知られています。
現在は5代目のフィリップ氏、6代目のポール・エミール氏が醸造所の伝統を守っています。
Hopus Primeur 2014 8.3%
オピュス プリムール 2014
2013年から醸造され、春から夏にかけて限定リリースされる、オピュス プリムール。
通常のオピュスは5種類のホップを使用しているのに対して、
この限定物はオピュス プリムールは6種類のホップを使用しています。
淡く透き通ったゴールド。
まず青々としたホップのみずみずしい香りが感じられます。
やがてライチ、白桃、はちみつのようなフルーティーな香りも。
口に含むと、グレープフルーツやレモンのような柑橘系の爽やかなフレーバーとともに、
シャープな苦味が感じられるミディアムボディ。
余韻に舌の上で強い苦味が長く感じられます。
ちなみにホップは何を使っているかは公表されてなく秘密らしいです。
ただ、最高品質ホップを使用しているとのこと。
ベルギービールを飲んで、ある方と話をして最近思うことがあります。
ベルギー、ドイツ、イギリス
このビールの歴史を語る上で代表とされる国々。
このクラフトビールの大流行の中でも歴史を守ることを柱にしています。
もちろん革新的な事はありますが、それでも大前提は歴史です。
今、世界中でホップが足らないということが起きています。
これは単純にアメリカンクラフトビールの影響が出てるわけです。
ホップ、ホップ、ホップ・・・・そしてホップ!!!!
どこまでも苦さを付け足す。
そのおかげもありクラフトビールが盛りがったのも事実。
これは否定出来ない事実です。
そんな中でヨーロッパのクラフトビールも盛り上がりを見せ飲む機会も増えました。
こういう背景のもと
ヨーロッパのビールは
「醸造技術」「発酵技術」そして「文化的歴史」がある
アメリカのビールは「付け足す技術」と「科学技術」
そして「開拓的歴史」
根底がものすごく大きなものなんじゃないかなと感じてます。
まぁ~これは僕が最近思ってることなので。
スコッツマンでは色んなビールを出していくことに変わりはありません!
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