クセがあるのにアイラ島じゃない!
マル島のシングルモルトウィスキー、レダイグをどうぞ!!
リキッドサン:レダイグ8年
LiquidSun:Ledaig8y
2005-2013 54.3% 261本ボトリング
マル島って?
マル島はスコットランド西海岸のインナーへブリディーズ諸島で2番目に大きな島です。
レダイグは、そんなマル島にあるトバモリー蒸留所で造られています。
トバモリー蒸留所では、ピートを炊かずに造る「トバモリー」と
ピートを焚きクセのある味わいに造る「レダイグ」の2つのブランドを持っています。
「レダイグ」では、フェノール値35ppm程度のヘビリーピーテッド麦芽を使用。
トバモリー蒸溜所は、1798年にビールの醸造所として建てられ、
その後、まもなく蒸溜所に変えられました。
スコットランドでも最古の蒸溜所のひとつであるが、休止期間が長く、
休業と再操業を繰り返し、オーナーも何度も変わっています。
しかし、近年、バーンスチュワート社がオーナーになり、本格的に操業を再開。
小規模ながら、昔からの設備でマル島唯一のウィスキーを世界に発信しています。
そんなトバモリー蒸溜所のレダイグ。
今回は、ドイツのボトラーズ会社「リキッドサンウィスキー」から
8年熟成のフレッシュな一本をご紹介。
リキッドサンウィスキー社は、2009年にドイツのリンブルクで設立された
比較的新しいボトラーズ会社ですが、さまざまな良質の樽を保有しており
そのセレクションには定評があります。
太陽のラベルが印象的で、ボトル棚に並んでいても目立つ存在ですね。
レダイグ8年 2005-2013 54.3% 261本ボトリング
色は淡いイエロー。ピート香、潮の香り、薬品のような
若々しいスピリッツの勢いがとてもわかりやすい!
時間が経つにつれ少しずつクリーミーな甘みが現れてきます。
熟成にはリフィルホグスヘッド(*1)が使用され、
8年という比較的若い熟成年数からレダイグの酒質がうまく表現されています。
(*1)リフィルホグスヘッドとは、すでにウィスキーの熟成に
使用されたことのある樽を再利用したもの。
再利用のため樽の影響が弱く、個性に欠けると思われがちですが
逆に言えば、穏やかに熟成するためその蒸溜所が持っている酒質が
表現されやすいという長所をもっています。
レダイグとは「安全な港」という意味があるそうです。
複雑な風味はないけれど、ピートと潮のクセを素直に実感できる
フレッシュで好感の持てる味わいで、クセも強すぎない。
まさに安全な港のウィスキーといったところでしょうか。
春先にピッタリな、フレッシュで活き活きとしたウィスキー。
スコッツマン自家製スモークベーコンとのペアリングもオススメです。
ベーコンのジューシーな脂身、コクのある燻製香が
レダイグのシャープでクリアなアルコール感とベストマッチ。
ショット(30ml) 1,200yen
ハーフ(15ml) 600yen
無くなり次第終了です。 Don’t miss it !!
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