さて、こうも暑い日が続くとスカァ~っとビール飲みたいですよねっ!ねっ!!
そこで登場させますよ。アイツを・・・
ピルスナーの元祖
ピルスナー・ウルケル 4.5%
Pilsner Urquell
日本でも良く飲まれているピルスナーというスタイルのビール。
黄金色でスッキリした手番のスタイルですね。
日本だけでなく、世界各国のビールの主流といっても過言ではありません。
このピルスナーの元祖が、このピルスナー・ウルケル!!!
1842年、チェコの首都プラハの南西約100kmに位置するピルゼンという町で誕生しました。
時をさかのぼること13~15世紀にはヨーロッパの産業の1つとしてとしてのビール醸造がありましたが、
品質を均等に大量生産する醸造の知識や技術も有りませんでした。
当然のようにピルゼンの町も同じです。
しかしピルゼンのビール醸造職人は、品質の安定と向上を追求していました。
そこで彼らが考え出した答えは、新しい醸造所を建設すること!!!
そこにマーティン・ステルザー氏がビール醸造所建築を学ぶために旅立ちました♪
1840年、旅から戻ってきたマーティン氏により、ピルゼンに最新式の醸造所が建てられました。
そして、マーティン氏の旅にはもう1つの成果がありました。
下面発酵ビール(ラガータイプ)の技術が開発されたドイツ・ミュンヘンから
なんと、ビール醸造の技術者を一緒に連れて帰ってきたことです!
これにより1842年、ついにピルスナー・ウルケルが誕生したんです。
当時のビールは褐色や濃褐色だったため、
黄金色に輝くビールを目にした当時の人々はとても驚いたそうです。
さらに幸運が続きます!!!
ピルゼンの地で育つ大麦とホップが、非常に高品質。
さらにヨーロッパでは珍しく、水がカルシウムの含有量やアルカリ度の低い軟水で
ラガー酵母との相性が抜群だったことなんです。
そして、この2つの要素が世紀の大発明!!!!!!
になったことは、実はずいぶん後になってからなんです。
これぞ職人魂としか考えられません。
ただ良質なビールを追求した結果がウルケルの誕生になったわけです。
コレは飲まないとダメですよw
ちなみに「ウルケル=源泉・元祖」と言う意味です。
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