本来なら到着して直ぐにお披露目したいところなんですけどねぇ!緊急事態宣言⁉
少し前に三郎丸蒸留所と長濱蒸留所の原酒交換のボトルが両蒸留所から出ましたね。
国内初の製品で共に2017年蒸留の原酒を熟成してからの交換になります。
両蒸留所の原酒のみを使った、ジャパニーズブレンデットとその他の国の原酒も使った。ワールドブレンデットの各二種ずつ計四本でした。
今回の三郎丸×長濱と秩父×駒ヶ岳の大きな違いは何と言っても
の三郎丸×長濱に対しまして。
お互いの原酒をニューポットで交換。お互いの熟成庫で熟成してからブレンド。
が秩父×駒ヶ岳です。
秩父×駒ヶ岳はお互いの原酒がお互いの環境で熟成されるわけですね。
そこで新たなる可能性を生み出したり、いい所取りになったりするわけです。
そして何よりブレンダーをはじめウィスキー作りに関わる人達の経験とスキルアップにも繋がるわけです。
スコットランドでは当たり前の原酒交換。
スコットランドでは、元々原酒交換や売買は当たり前でした。どんなにライバル蒸留所でも交換します。
ブレンダーはその多くの原酒に触れることができ、ブレンド技術の腕の見せ所でもありました。
変わって日本は、蒸留所の数も少なかった事もあり、どちらかと言えば自分の所で多彩な原酒を作る方向に進み。時間と労力が大変では有りますが、一つのブランドとしての品質の向上と多彩さは世界に誇るジャパニーズウィスキーの魅力でもあります。
秩父⇄駒ヶ岳
このプロジェクトの原酒は、2015年にスタートし双方で蒸留した後に樽詰めし交換しています。
お互いの地で六年間熟成し。生まれと育ちが違うわけです。
熟成した原酒は、2021年に双方で自社の原酒も含めてブレンドされました。
秩父×駒ヶ岳が混ざり合う双方のブレンダーがどう創り上げていくのかも心躍る注目ウイスキーなのです。
MARS WHISKY Malt Duo 駒ヶ岳×秩父
先ずは駒ヶ岳から
蒸留年 2015年主体
年数 2015~2021(6年)
ALC 54%
使用樽 バーボンバレル・アメリカンホワイトオーク・シェリー 主体。
瓶詰本数 10,918本
蒸留 ベンチャーウイスキー秩父蒸留所。本坊酒造マルス信州蒸溜所。
「志を同じくする人たちとジャパニーズウイスキーを盛り上げていく、互いに切磋琢磨していくことが、日本のウイスキー業界にとっての成長になると考える。日本でクラフトディスティラリーが増える中、今回の共同企画が、ジャパニーズウイスキーをどう表現していくのか考える、ひとつのきっかけになればと期待する」(本坊酒造株式会社代表取締役社長本坊和人氏)。
ICHIRO’S MALT Double Distillery 2021 秩父×駒ヶ岳
続いて秩父。
蒸留年 2015年主体
年数 2015~2021(6年)
ALC 53%
使用樽 不明
瓶詰本数 10,200本
蒸留 本坊酒造マルス信州蒸溜所。ベンチャーウイスキー秩父蒸留所。
「自社で造ることができない原酒を確保し、その酒質が環境により、どう変化していくのか実感できる。共同企画は、単なる原酒交換にとどまらず、ブレンダーや造り手の腕前を磨くことにも繋がった。メーカーとして互いに高め合うことが、ジャパニーズウイスキーの技術水準や品質向上に繋がると考える」(ベンチャーウイスキー代表取締役社長肥土伊知郎氏)。
実はまだ飲めていない・・・。
本当はこんな味や香りですとお伝えしたいところなのですが、なんせ緊急事態宣言中。
まだ開けてません!開けられたません!
と言う所で解除後真っ先に開けますのでもう少々お待ちください!
そして是非とも飲み比べをして頂きたいと強くオススメ致します!
そして遂に21日より緊急事態宣言が解除!
やっと来ました!
明日21日から緊急事態宣言が解除になり、19時までですがお酒の提供がOKになります。
スコッツマンは月曜日お休みなので22日火曜日からこちらのウイスキー二本も解禁です!
今から楽しみ!ご来店の際には、秩父×駒ヶ岳是非‼