栃木しゃも・石澤さん

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今月上旬に栃木に行ってきたんですね。

野菜、牛肉、豚肉、鶏肉の生産者の方に直接会って取引を承諾して頂こうと!
お陰様で取引をさせて頂くことになりまして♪

 

今回は【栃木しゃも】を2羽入荷しました。

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横たわる姿が何とも・・・セクシー!!

 

さて、この栃木しゃもなんですが
肉質が良く高級フランス料理での食材として使われる【プレ・ノアール種】と
強健な【ロードアイランドレッド種】を交配した鶏を、母方に持ち、
父方には遠く昔から肉の美味さを珍重してきた「しゃも」を交配させて誕生した地鶏です。

 

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約10年にわたり栃木県畜産試験場で研究・開発され、
栃木県オリジナルの地鶏として平成7年に市場へ!!
以来、全国有数の地鶏として評価が高まり、高級食材として広まり
多くのホテル、レストラン、飲食店等で様々な料理として提供されるまでになりました。

生産量は少なく月800羽ほどしかありません。
しかも生産日数が非常に長いです!!!
通常のブロイラーは約2ヶ月です。
しかし、この栃木しゃもはメスで180日(6ヶ月)、オスで120日(4ヶ月)もかかるんです。

 

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この後姿が生産者の石澤真一さんです。
後姿の写真ですみませんw

この写真を見ても分かると思いますが自然あふれる土地なんです。

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直ぐ横には田園、そして山に囲まれ気持ち( ・∀・)イイ!!

このキレイな大地で栃木しゃもはスクスク育っているんです。

 

石澤さんは【栃木しゃも】が大好きで物凄い情熱を持っています。
フランスやドイツ、その他の国に行き鶏肉の視察を行い、
どのように飼育され出荷加工されるかを自ら調べています。
しかも【ドイツ食肉マイスター】の資格保有もしています
この制度はドイツ政府が発行している国家資格です。
ものづくりと伝統を守る後継者を育て育む取り組みで、
本土の食肉専門店で研修を行いながら食肉学校で学び
職人資格を取得後、数年現場で仕事をして、はじめて試験の資格が得られるものになります。

フランスからなんども【栃木しゃもをフランスでも扱いたい】と商談に来ているそうなんですが
生産数も少なく、同じようには育てられないだろうとのことで、お断りをしているそうです。
フランスはフランス料理の発展と共に農業に関する規格というものが物凄く厳しいんです。
そのなかでフランスは栃木しゃもを自国に引き入れたいというのは
その肉質が認められ多くの美食家にも通用すると判断をしたからだと僕は思っています。

 

栃木しゃもは豊かな自然環境の中、広々とした農場で放し飼い&平飼いです。

 

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この様な放し飼いの飼育場が1か月目、2ヶ月目・・・6ヶ月目と広々とあります。

 

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資料にもこだわりがあります。

地場産の大豆、飼料米、高熱処理した食品残渣などを独自の分量で配合するほか
野菜や自然の草など緑のエサも配合し、毎朝配合をして飼料として与えています!

ただならぬ【しゃも愛】

 

そんな【栃木しゃも】

この週末に・・・

もも肉はソテー
胸・ささみは中は生のタタキ
手羽は揚げ物
ガラは・・・ダシを取ってます!!

入荷した時はぜひ~♪

 


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